朝に弱くこれまで十分な朝の時間を取ることができていなかったのですが、在宅勤務になってからは通勤時間が無くなったので少しは優雅な時間を過ごすことができています。
そんな朝の楽しみと言えば、ドリップコーヒーを淹れてゆっくりと飲むこと。
ここ3ヶ月で様々なドリップコーヒーを試してきたので、その中でも特におすすめな「海外旅行気分を味わえるドリップコーヒー」をご紹介します。
AGF プレミアムドリップ ドリップオンザワールド
これまで10種類以上のドリップコーヒーを飲んできた中で一番おすすめなのがこちらの「AGF プレミアムドリップ ドリップオンザワールド」
AGF(味の素フーズ)からオンラインショッピング限定で発売されている、ドリップコーヒーアソートです。
AGFと言えば有名なのが、こちらの「ちょっと贅沢な珈琲店」。
違いのわかる大人向けに発売されている商品ですね。
ドリップバッグを開けた時に漂う香りがとてもいい気分にさせてくれます。
AGFは独自の焙煎方法である「T2ACMI焙煎」を採用していて、こちらの焙煎方法によって珈琲店で飲むような香り高いコーヒーをドリップコーヒーでも生み出せるようになっているのですね。
AGFの紹介はこれくらいにしておいて、ドリップオンザ・ワールドコーヒーの何が素晴らしいのかというと、お家に居ながらにして海外気分を味わうことができる点にあります!
このコーヒーのコンセプトがこちら。
「この星は、コーヒーが好きという気持ちで、ひとつにつながっている。ちいさな旅人が、世界各地で出会ったコーヒーの新しいおいしさの数々をあなたへ。」
詰め合わされているコーヒーは4種類の国のコーヒーの味をモチーフにブレンドされたものです。
- NEW YORK
- FINLAND
- ETHIOPIA
- JAPAN
この4種類。
日本のコーヒーは他でも飲めるので、これはハワイのコナコーヒーとかにしてくれたら更に良いですね笑
それでは、それぞれのコーヒーの味について解説していきます!
NEW YORK:甘い香りと澄んだ後味
世界でもっとも朝が早いのは、このにぎやかな街かもしれない。まだ暗いうちから、地元ブルックリンの人々が集うそのカフェの1番人気は、甘い香りが自慢の、このコーヒー。「あ、ついでに、ベーグルもプリーズ!」
世界で一番コーヒーが似合う街と言っても過言ではない、ニューヨークをモチーフにしたコーヒー。
僕にも、ウォール・ストリートでコーヒーとドーナツを両手に抱えて毎朝忙しくも充実したビジネスライフを送るような夢を抱いていた時期がありました。
まだこの夢を諦めてはいません。
そんなニューヨークでは現在ドーナツの売り上げが著しく下がってしまっているようです。
その理由がなぜだかわかりますでしょうか?
答えは、「片手にはコーヒーという部分は変わらないのだけれど、もう一方の手にはスマホを持つというのが当たり前になってしまったから」です。
スマホの普及がニューヨークの文化のこんな一面にも影響を与えてしまったという興味深い話です。
そんなニューヨークのコーヒーの特徴は、「甘い香りと澄んだ後味」。
基本的なコーヒーの味わいがベースとなりながらも、とろんとした香りが起き抜けの一杯に心地よい気分をもたらしてくれます。
飲み口がすっきりとしているので、朝食のパンと一緒に味わうのがおすすめです。
コク:★★★★☆
酸味:★★★☆☆
苦味:★★★★☆
ミルクとの相性:★★★★☆
FINLAND:浅煎りのすっきりコーヒー
「こいつは、朝昼晩欠かせないね」フィンランドのヘルシンキのおじさんは、そう呟いた。たしかに、苦味が強くないスッキリとしたこのコーヒーは、とても飲みやすい。「ドリップした後にチーズを入れて飲んでも、うまいぞ」と、旅人は教わりました。
北欧の一国、フィンランド。
寒い時に飲むホットコーヒーは本当に心が落ち着くというか、安心感を与えてくれますよね。
フィンランドではないですが、昔オーロラを見るためにアイスランドに行ったことがあります。
北欧の国に行けばオーロラは普通に見られるものかと思いがちですが、実はオーロラが観られるのは運がいい人だけ、3日間張りついていても観られずに終わってしまうこともあるのです。
そんなアイスランドのオーロラハンティングは氷点下15度の中で行われたのですが、極寒の真っ暗闇の中で3時間過ごした末にオーロラを観た後に飲んだホットコーヒーは人生で一番美味しかったかもしれないです。
思い出で完全に美化されている北欧コーヒーですが、その特徴は「浅めの焙煎でキリッとした酸味が際立つ味わい」
コーヒーの焙煎は少しの焙煎度の違いで相当風味が変わります。
人によって好みは違いますが、浅煎りのコーヒーはコクはあまり出ないものの、豆本来の酸味が風味に活きてきて美味しいです。
酸味が効いたコーヒーはすっきりとした味わいで、少し元気になれるような気がしますね。
ミルクは入れずにストレートで飲むのがおすすめ。
コク:★★★★☆
酸味:★★★★★
苦味:★★★☆☆
ミルクとの相性:★★☆☆☆
ETHIOPIA:フルーティなモカコーヒー
エチオピアのアディスアベバの朝一は、空気も人もアツかった。市場のおにいさんにアツく薦められたのは、ベリー系のさわやかな酸味があるこのコーヒーでした。アツいとき、コレいいかも・・・
コーヒーの種類には「モカコーヒー」というものがあります。
モカコーヒーと聞くと、「カフェモカ」と勘違いしてしまうかもしれませんが、カフェモカはエスプレッソベースのコーヒーにチョコレートなどを混ぜて作ったカクテル系のコーヒーのことなので全く別物です。
このモカコーヒーの原産地がエチオピア。
ハワイのコナコーヒーに対して、エチオピアのモカコーヒーです。
そんなモカコーヒーの特徴は「苦味が少なく、酸味の強いフルーティーな香り」。
ワインのようなベリー系の甘酸っぱい香りやスパイスのような香り、すっきりとした味わいが特徴です。
このモカコーヒーはエスプレッソではなくドリップコーヒー向きで、ミルクは入れずにストレートで飲むのがおすすめ。
暑い中で飲むのは、モカコーヒーのようなジュースのみたいに飲めるコーヒーがいいですね。
冷めても美味しくいただけます!
コク:★★★★☆
酸味:★★★★☆
苦味:★★★☆☆
ミルクとの相性:★★★☆☆
JAPAN:純喫茶風コクのある味わい
「コーヒーでもいかがですか?」ジャパニーズは、繊細な人たちだ。上質なコクや澄みきった後味がとても繊細なこのコーヒーと、WAGASHIという名の繊細なスイーツで、旅人は、きめ細やかにもてなされたのでした。
我らがJAPANコーヒーは東京をモチーフにブレンドされているようです。
東京をモチーフにと言われてもどんな味なのか中々実感がわかないですが、こちらは昔ながらの喫茶店をイメージした味に仕上げられています。
最近のメジャーなコーヒーチェーンではエスプレッソコーヒーが主に提供されているように思いますが、昔ながらの喫茶店のハンドドリップコーヒーはコクがあってしっかりとした味わいが美味しいですよね。
僕も営業の合間によくお世話になっていますが、各店のこだわりの味を楽しむのは良いものです。
そんなジャパンコーヒーの特徴は、雑味がないながらもコクのある味わい。
こちらもミルクは入れずにコーヒーそのものの味を楽しみたいですね。
コク:★★★★★
酸味:★★★★☆
苦味:★★★☆☆
ミルクとの相性:★★☆☆☆
まとめ
ということで、今一番おすすめのドリップコーヒーのご紹介でした。
僕個人的には、ブルーボトルコーヒーのような酸味の効いたすっきりとした味わいのコーヒーが好きなのですが、海外のコーヒーの方がこの特徴が感じられるようですね。
それぞれの国の気候やコーヒーの楽しみ方なんかも頭に入れながら飲むと、楽しさも倍増します。
毎日のコーヒータイムが楽しみになり、朝起きるのが辛くなくなるかもしれないので、ぜひ一度お試しください!
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