【偏見まみれのレビュー】愛がなんだを鑑賞

今更ながら先週末に「愛がなんだ」を鑑賞してきました!

こういうサブカルチックな邦画独特の雰囲気を醸し出している映画が好きなので、公開当初から見に行きたかったのですが、なかなか機会に恵まれず…

満を持しての鑑賞となりました。

目次

愛がなんだという映画

出典:公式サイトより

こちらの写真がよくメディアに露出しているものかと思いますので、見たことが有る方も多いのでは?

本作は4月に公開された、岸井ゆきのと成田凌が主演の恋愛映画なのですが、公開当初から爆発的な人気を誇っており、何かと話題の作品となっております。

というのも、成田凌演じるまもちゃんがドストレートなダメ男なのですね。

物語としては、そんな成田凌が演じるまもちゃんへ岸井ゆきの演じるテルコがあまりにも真っすぐな片思いをして振り回されてしまうというだけの内容。

まあ、それだけの映画なのですが、ここまで人気が出ている理由としては「見る人によって登場人物への感想が全く異なる」という点にあるのです。

登場人物

メインの登場人物としては主に5人ですね。

キャスト

wikipediaより

恋愛の関係としては、ハチクロみたいなややこしい感じではなく至ってシンプル。

・テルコ→マモル→すみれ

・ナカハラ→葉子

みんな片思いです。

そんな映画の内容は詳しいサイトをご覧ください!

感想を書き綴っていきます。

鑑賞した感想(ネタバレあり)

まず、見終わった瞬間に思ったのは、

「まだ登場人物の人間関係をもっと見ていたい」です。

この映画は約二時間の映画なのですが、登場人物がみんな魅力的なので映画の世界に入り込んでしまう感覚があります。

僕の場合は、そんな登場人物たちに感情移入はそこまでしないものの、何を考えてこんな行動をとっているのかな?、この後この人物はどんな行動をとるんだろう?というところに焦点を当てて見入ってしまいました。

映画の最後あたりなんかは特に顕著ですよね。

テルコが思ってもいないことを言って、まもちゃんに紹介された男と二人で消えていくシーンから、象の飼育員になっている場面。

映像になっていない部分では何が起こっていて、それぞれの人物は何を思って、どんな行動をとっているんだと。

めちゃくちゃ気になります。

といった感想を僕は得たのですが、誰かに自分を重ね合わせてしっかりと感情移入できる人が見るとまた違った楽しみ方ができるんだろうなあ、なんて思います。

僕はダメ男ではないですが、誰に共感するかと言われるとまもちゃんに共感します。

映画以外への感想

映画レビューに関しては、あんまりうまく書けそうもないので、映画以外への感想を。

この映画、大学生くらいの女の子が二人で見に来ているようなパターンが多かったです。

そこで思ったことなのですが、あの女の子たちはこの映画を鑑賞してどんな気持ちになっているのでしょうか?

見に来ていた子たちはちょっとサブカルっぽい女の子や、ザ女子大生っぽい子が多かった印象。

完全に偏見ですが、ダメ男に騙されそうなタイプです。

そこで、仮にこの子たちがダメ男に騙されている(いた)として、

この映画を見た後にどんな心境の変化が訪れるのでしょうか?

僕の予想はこんな感じです。

・ダメ男を客観的に認識しつつも、そんな退廃的な恋愛に逆に心惹かれる

・映画のラストではその後どうなったかが描かれていないので、最終的にはテルコの恋が実ったんじゃないかと淡い期待を覚えながら自分に重ね合わせる

だいたいはこの二択で、結局ダメ男からは逃れられない。

という結末になりそうです。

完全に偏見です。

しかし、テルコ然り、そんなこんなで20代を駆け抜けつつも、30歳になる頃にはとても優しい普通の男性と結ばれて幸せな結婚生活を送るんじゃないかと思っています。

以上、偏見にまみれた感想?でした。

もう少し上映期間はあるかなと思いますので、ぜひ鑑賞してみてください!

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