「自宅でできること」を探してみると、まず思いつくのは読書でしょうか?
普段から読書の習慣がある人にとっては、外出自粛期間は読みたかった本を読み漁ることができる絶好の機会かと思いますが、普段から本を読まない人にとっては以下のような悩みがあるかと思います。
・読書はしたいけど本を読むこと自体がしんどい…
・今どんな本を読むべきなのかわからない…
・海外の話題書を読みたいけど読みにくい、ページ数が多すぎる…
僕も読書習慣はぼちぼちといったところで、話題になった本などはとりあえず読んでおきたいものの分厚いものには結構なハードルを感じます。
そんな悩みを解決できるのが、「本の要約アプリ「flier(フライヤー)」です。
話題になった書籍(「FACTFULNESS」や「メモの魔力」など)はもちろん、今月発売したばかりの最新書籍までが2~4ページの要点にまとめられており、10分もあれば1冊の内容を把握することができます。
flier(フライヤー)の概要flierに掲載されている本は主にビジネス書です。
現在は2,400冊以上の本が掲載されていますが、新刊も含めて随時増えている状態です。
また、よくある素人が投稿するような形式ではなく本の要約を記載しているのはプロのライターの方や、経営コンサルタントの方なので内容についても安心ができます。
スマホアプリでも読むことができますが、PCやタブレットでも利用することができるのでどんなシーンでも少し時間ができれば読むことができるのが魅力ですね。
・2,400冊以上の本が掲載中、1日に1冊の追加あり
・プロのライターや経営コンサルタントが要約を担当
・スマホ・PC・タブレットで利用可能
どんな本が掲載されているのか?
まず気になるのがflierにはどんな本が掲載されているのか。
基本的にはビジネス書が多いのですが、実用書や教養、古典なんかも掲載されています。
話題になった「FACTFULNESS」や「ハーバード流宴会術」から、マイケル・サンデルの「これからの正義の話をしよう」まで豊富なラインナップが揃っています。
これらのラインナップは経営者や大学教授が厳選したものだそうですが、まさに「読んでおいて損はない」と言えるような本ばかりが掲載されているなと感じます。
ビジネス書を読もうとすると1冊あたり5時間程度がかかると言われていますので、これらの話題書の内容を効率的に頭の中に入れておけるのはありがたいですね。
営業の方ならお客さんとの会話の引き出しにも使えるかと思います。
また、掲載されている内容は全て出版社と著者の許可を得たものだけなっておりますので品質が高いです。
実際に読んでみた内容もこの後に書いていきますね。
FACTFULNESSを読んでみた
実際にflierで「FACTFULNESS」読んでみました。
flierには無料プランと有料プランがありますが、この本は無料プランで読むことができます。
まず、読む本をタップした際のトップページがこちらです。
(無料プランで読める内容なので掲載しています。)
このページには、この本がどういった内容かのサマリ、つまり要約の要約が記載されています。
評点については、「明瞭性」「革新性」「応用性」の三つの項目から成り立っています。
ここをタップするとそれぞれの項目ごとの評点を確認することもできます。
また、書籍情報の部分をタップすると、ジャンルや発売日、価格などの本の情報に加えて、著者の紹介文までが記載されています。
そして、本のトップページの下部には要点が3つのポイントでまとめられています。
このページを読むだけであれば、3分もかからないですね。
このままページをスワイプすると、詳細ページに移動します。
このような形式で、本の必読ポイントが4ページに渡って要約されています。
(FACTFULNESSの場合は4ページですが、本によっては2ページで終わる場合などもあります。)
そして、最後のページは「一読のすすめ」ということで、この本の全文を読むことでどういった内容が得られるのかや、参考の情報などが記載されています。
4ページを読み終えた後にスワイプをすると…
「読了マーク」が表示されて、この本が自分のマイページの読了済一覧の部分に追加されます。
この本の場合は本で紹介されている10項目の内の2項目だけしか取り上げられていないので、本編も読みたくなりますね。
このような使用感で、これからどの本を読もうかと思った時の要点確認用に使うのも便利。
本編まで読んでみたくなった場合は、このアプリ内からamazonなどに飛んでそのまま購入することも可能です。
画面下部に表示されている「コメント」ボタンからコメントを記入することが可能。
自分だけが見られるメモがわりに使うことができるので、後から確認するときにも便利です。
flierでの本の探し方
読みたい本が特に思いつかない…
どんな本から読めばいいかわからない…
といった方にも、様々な本の検索機能があるので安心です。
ここから、3つの検索方法をご紹介します!
(もちろん本の名前から検索することも可能です。)
ランキング形式で探す
人気ランキングから本を探すことができます。
一位の「言語化力」は今年の1月に出たばかりの本ですね。
やはり比較的新しい本がランクインする傾向にあるのでしょうか。
どこかで聞いたことのある本ばかりが並んでいますので、まずはここから読み進めていくのがお勧めです
本のカテゴリから探す
大きなカテゴリとしてはビジネス系の書籍が多いのですが、その中から「スキルアップ」「自己啓発」など自分が読みたいジャンルの書籍を探すことができます。
自分の仕事に直接関わってくるようなジャンルの本は一通り目を通しておきたいところですね。
自己啓発系の本に関してはどの本を読んでも要約したら同じようなことばかり書いているのではないでしょうか?
実際に買って読むよりflierで読んでしまう方が効率が良さそうです。
編集部の今月のイチオシから探す
こちらは特集ページです。
編集部の方や出版社のイチオシの本が記事形式で紹介されています。
なぜこの本がおすすめなのかなどを確認することができますので、自分が今読むべき本が見つけやすいですね。
著者の方のインタビュー記事なども載っているので、興味のある本の著者の方があればこちらを読んでみるのも面白いです。
flierのプラン・料金体系(無料プランあり)
flierの料金プランは無料のものを含めて3種類です
無料でも利用できる点が魅力のflierですが、がっつり使おうと思えば有料プランが必要になります。
以下に、それぞれのプランをまとめました。
フリープラン | シルバープラン | ゴールドプラン | |
---|---|---|---|
月額料金(税別) | 無料 | 550円/月 | 2,200円/月 |
月に読める数 (翌月繰越不可) | 無料本20冊 | 無料本20冊 +有料本5冊 | 無制限 |
公式サイトを確認したところ、現在無料で読める本は24冊ラインナップが有るようです。
この中には、「LIFE SHIFT」や「リーンスタートアップ」など超有名本なども含まれていますので、まずは無料会員から初めてみてはいかがでしょうか?
また、有料プランの場合は音声読み上げ機能も使うことができるので活字が苦手な方でも便利に活用することができます。
まとめ
プロのライター、経営コンサルタントによる1冊10分で読める本の要約アプリのご紹介でした。
これまで本を読む機会が少なかった方も、読みたい本が多すぎて困っているという方にも便利なアプリです。
要約だけを読んで本の重要な部分だけを頭に入れて置くもよしですし、要約を読んで興味が出たらそのまま本を購入して深い知識を得るもよしです。
ちなみに、2020年の文化庁の調査によると日本の読書率は以下の通りです。
●1か月に大体何冊本を読むか?
- 読まない: 47.3%
- 1-2冊: 37.6%
- 3-4冊: 8.6%
- 5-6冊: 3.2%
- 7冊以上: 3.2%
月に一冊本を読むだけでも日本人の上位10%には入れますので、これを機会に読書の習慣をつけてみるのはいかがでしょうか?
このサイト経由なら期間限定でゴールドプラン(月額2,200円)が永年月額1,980円で利用できますのでぜひ、チェックしてみてください▼
コメント